鍼灸治療は腰痛だけでなく、肩こりや頭痛にも効果的な治療法です。
一般の方は、とりあえず「もみほぐし」「マッサージ」などのリラクゼーションを選びがちですが、鍼灸治療はマッサージとは違った効果があるのです。
今回は、鍼灸が腰痛に効果的な理由についてご紹介いたしますので、ご参考になさってください。
腰痛に効果的なのに、鍼灸がなぜ敬遠されるのか?
当院に来院された方に、「鍼灸治療を受けたことはありますか?」「鍼灸治療はどうですか?」という質問をすると、色々なお返事を聞かせていただくことがあります。
- 受けたことがあるので大丈夫です
- 受けたことがないけど、良くなるならOK
- 受けたことないのでよくわからない
- 受けたことはないが何か怖い
などの答えが返ってきます。
どうしても鍼灸治療がダメという人は少ないです。
針=痛そう=怖い=嫌
この構図、実は間違っています。
一般の方には、鍼灸治療(はり治療)は「痛そう」というイメージがありますが、針治療の針は注射針とは違います。
鍼灸治療で使う鍼の太さ
注射針 約0.8mm
鍼灸の針 0.14~0.30mm
鍼灸治療で使う鍼の太さは、注射針の約3分の1です。
痛みはについて患者さんからは、「たまにチクっとするときもありますが、思っていたより全然痛くないです」という感想をいただいています。
鍼灸治療で使う鍼の針先の形
注射針の先は皮膚、血管を破るために鋭くなっています。
鍼灸針の先は、皮膚や筋繊維の間をスッと通るように丸みがあります。(松葉形)
そのため、痛みを感じにくくなっています。
注射は痛いので怖いという方も安心してください。
鍼灸が腰痛に効果的な理由
1.自然治癒力を引き出すことができる
身体には「自然治癒力」という病気やケガなどを治す働きがあります。
鍼灸治療は、鍼を刺すことで皮膚や筋肉などのカラダの組織に小さな傷をつけます。
それにより、「ここを修復する必要がある」と認識されます。
修復のために必要な成分を作るために新陳代謝が活発になり、運ぶために血流が良くなります。
このような働きを利用して、鍼灸治療は体の状態をよくすることができるのです。
2.深部のコリにも届く
マッサージの場合、深いところに刺激を伝えようとすると、間にあるカラダの組織すべてに圧をかけることになり、身体への負担が大きくなります。
また、刺激量が届きにくく必要な部分に刺激が足りないこともあり得ます。
鍼灸治療は、鍼の長さや施術方法で深い所まで刺激をすることができます。
深いところにあるコリを緩めて血行を改善し、症状の緩和につながります。
3.くすぐったがりの人でも大丈夫
マッサージのために腰や背中を触ると体に力が入ってしまい、ちゃんとした施術ができないという方がいらっしゃいます。
鍼灸治療は身体の上に手を乗せるだけなので、マッサージよりもくすぐったさが軽減されます。
このような理由から、鍼灸治療は腰痛にも効果的なんです。
この機会に鍼灸治療に対する思い込みを変えて、良いイメージを持っていただけると嬉しいです。
ただし、本当に苦手な人には勧めませんので、ご安心ください。
そういう方は整体のみで施術をいたします。
鍼灸+整体は最強の組み合わせですが、整体だけでも十分な治療効果があります。
当院では、「腰痛の不安なく過ごしたい」あなたの想いに応えられるよう日々取り組んでいます。
「腰痛があり、治療を受けたいのですが?」とお気軽にお問い合わせください。
ぜんまい治療院では、整体・はり治療・体操指導を中心に腰痛の根本治療をおこなってます。
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