中腰の姿勢が続くと腰痛が悪化することがあります。
腰痛が一旦良くなった方でも、仕事で中腰が多いために腰痛が再発してしまうのはなぜでしょうか?
中腰は腰痛を起こしやすい姿勢
中腰は普段腰痛を感じていない方でも、慣れない作業で中腰の姿勢を1時間続けるだけで腰痛を感じてしまうくらい負担のかかる姿勢です。
中腰で腰を痛めないためには、まず中腰がどうして腰に悪いのかを知る必要があります。
ここで腰痛に関するキーワードとして、
- 緊張
- 疲労
- S字カーブ
という3つがあります。
中腰は上半身が前に傾くため、重心が前へ移動します。
それを支えるのが背中や腰の筋肉です。
大きな負担が腰の筋肉にかかり、筋肉の緊張が続き筋肉が疲労して血流が悪くなります。
このときに腰から前かがみになっていると、腰への負担がさらに大きくなるので、痛むのが早まります。
中腰で腰を痛めないコツ
中腰で腰を痛めないために必要な知識は、腰から前かがみにならないことです。
腰から曲げた時に最も折れる場所は、腰椎の4番のあたりです。
この辺りは椎間板ヘルニアの好発部位です。
つまり、痛めやすい場所なので、ここから曲げるのは危険ということです。
それなら、どうしたら良いでしょうか?
ここで大切なのが「腰椎のS字カーブ」です。
このカーブが保たれていれば、腰の筋肉の疲労は軽減され、痛めるリスクも低くなります。
腰で曲げずに、腰はまっすぐを保ったまま股関節から曲げると、腰への負担は大きく減ります。
ただし、負担は減るといっても長く続けると疲労しますので、時々休んだり腰を伸ばしたりすることが必要です。
もしあなたが腰痛にお困りで、中腰の対策をしても腰痛が変わらない、もしくはひどくなる一方なら放っておくのは心配です。
腰痛の原因からの治療が必要な状態にあることが考えられるので、一度専門家に診ていただくことをお勧めします。
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